名古屋の方より家族信託についてご相談
2021年05月08日
Q:自宅を売却して、ホームの入居資金に充てようと考えているのですが、家族信託を活用することは出来ますか。(名古屋)
家族信託についてご相談があります。私は、名古屋でひとり暮らしをしています。子供が一人おりますが、今は結婚して名古屋から離れて暮らしていることもあり、ほとんど会っていません。現在住んでいる名古屋の自宅は築50年以上で、立地条件も悪く不便な場所にあります。私はもう70代ですので、そろそろ自宅を売却して売却した資金を元に、老人ホームに入居しようかと思っているのですが、もしも認知症など、判断能力が乏しくなってしまった場合、不動産売却の手続きを自分で行う自信がありません。元気なうちに家族信託を活用して生前対策をすることはできますか?(名古屋)
A:家族信託を活用し、自宅を信託財産にすることが出来ます。
家族信託を活用すると、信託した財産の管理・処分を受託者に託すことが可能となります。家族信託を利用するには、まず受託者を決めて信託契約を結びます。受託者の決定は慎重に行う必要があるので、誰に依頼するのかよく検討することが重要となります。受託者には未成年者、成年被後見人及び被保佐人を除き、誰でもなることができますので、お子様、ご親友、一般社団法人などの法人等をご検討してみてはいかがでしょうか。
ご相談者様の場合、ご自宅を信託財産とし、ご相談者様が委託者かつ受益者(信託財産から収益を得る人)となります。
ご相談者様がのちに認知症を罹患された場合、老人ホームの入居手続き等を行うことは難しくなります。この場合、成年後見制度の活用をおすすめします。ただし、成年後見人は財産管理を行うことは出来ますが、自宅の売却の際は家庭裁判所の許可を得る必要があるため、手間や時間がかかります。
また、受託者はご相談者様の施設入居手続きや、入院手続きなどを行うことはできませんので、家族信託の契約と併せて任意後見契約もご検討ください。
名古屋家族信託あんしんサポートは、生前対策に関する名古屋の皆様からのご相談のお手伝いをさせて頂いております。家族信託は、生前対策として活用されている新しい財産管理の手段です。家族信託は今まで以上に自由度が高く、従来の法律的な手続きでは限界であった希望を叶える生前対策を行う事が可能となりますので、名古屋の皆様はぜひ初回無料のご相談をご利用ください。名古屋家族信託あんしんサポートの専門家が、名古屋の皆様の親身になって最善のご提案をさせて頂きます。名古屋近郊の皆様の生前対策についてのお悩みは、名古屋家族信託あんしんサポートへお任せ下さい。